常勤看護師

厚生労働省によると、2011年度の常勤看護師の数が約135万人に対し、病院・診療所・介護施設などで必要な看護師数は、約140万5千人で約5万5千人の看護師が不足しています。全国の約70%の病院・医療機関で看護師が不足しています。看護師募集をしても応募者が集まらず、看護師不足が大変な社会問題になっています。しかし看護師不足は、改善されるどころかますます厳しい状態になっています。毎年、新卒看護師や復職看護師がいる一方、それ以上の看護師が離職しているためです。この看護師不足の問題は当面解決の見込みはないと言われています。 その最大の理由は、看護師が勤務が非常に過酷なことのあると思います。看護師募集を見ると、職務の特性上、二交代制・三交代制のシフト勤務が必要とされ、夜勤・宿直は避けられません。また看護師の仕事は、患者の大事な生命を預かるため、ミスや間違いが絶対にあってはならない緊張が続く仕事です。体力的に過酷なことに加え精神的負担もあります。疲れは集中力・判断力を鈍らせ、ミスにつながります。そのため健康に影響して、続けたくても辞めていかざるおえない看護師が多いのです。看護師募集をしても、仕事と子育てや家事との両立が難しく、応募者が集まらないのです。夜勤や人員配置などの勤務体制の見直し、24時間対応の保育所を設置するなどして、看護師募集に応募しやすくするとともに、今働いている看護師の定着率を高めることも必要です。

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